5令 -(写真をマウスで左クリックすることで、拡大写真が見れます)

2009年05月24日
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5令1日目。脱皮して起き揃ったところ。これから10日間くらいで、熟蚕となり、上族します。


2009年05月25日
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桑の葉を食べているところ。


2009年05月28日
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給桑中。


2009年05月31日
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給桑中。


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5令8日目。何cmくらいに大きくなったかを計ってみました。約8cm。掃きたてから1万倍の大きさです。


2009年06月01日
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給桑作業を終えたところ。108間を毎回、給桑するのに、2人で1時間半を費やします。


2009年06月02日
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5令10日目。いよいよ、上族となります。


2009年06月03日
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5令11日目(熟蚕)。上族の1日前から1間に2枚ずつ上族用の網をいれて給桑します。蚕は桑を食べるために網の上に登ってきます。この状態で、上族用の網を持ち上げることで蚕を蚕沙と一緒に、自動条払い機へ移動を行います。


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持ち上げた網を、自動条払い機にのせます。この機械は上下に強く振動するので、蚕沙と分離され蚕が下に落ちます。


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分離した蚕には、蚕糞・蚕沙・桑葉が混じっているため、さらに2枚組み網をかけます。蚕は、風当たりの良い場所を求めて、網の上に登ってきます。この状態で、上側の網だけを持ち上げると、完全に蚕だけに分離することができます。


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分離した蚕を、さらに回転族に移動させるため、「はかり」にかけて、正味6kgを「てみ」に入れます。


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「てみ」に入った蚕を回転族のある場所に移動させるため、オリジナルケーブルカーにのせます。


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紐を引くことで、「てみ」に入った蚕を移動することができます。


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「てみ」に入った蚕を、回転族専用の計量器に均等に入れます。


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計量器から、回転族へ丁寧に入れてゆきます。この場合も、蚕が偏らないよう均等に入れます。


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回転族は10枚1式です。「てみ」に入った蚕は正味6kgですので、1枚に約600gの蚕が繭を作ることになります。


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蚕の習性から、自分で這い上がり、繭を作る場所(マス目)を探してゆきます。


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回転族の中には、蚕が入っています。回転族数は255回転。このあと、この回転族を吊るす作業が控えています。


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上族時にお手伝いに来てくれる皆さんです。お手伝いの皆さんの協力なしでは養蚕業を営むことはできません。大変感謝しております。