2017年度 -(写真をマウスで左クリックすることで、拡大写真が見れます)

2017年6月12日(春蚕 出繭・写真2枚)

春蚕・12日にようやく出繭となりました。出繭前の最終作業「選繭」です。春蚕も出繭にて終了となります。
sIMG_4976

委託先業者の高橋さんご夫妻と選繭台にて。長年にわたり、お世話になっております。
sIMG_4973

2017年6月11日(春蚕 繭かき・写真7枚)

「繭かき」作業をしています。自動毛羽取機にかけた回転族から繭が分離されてゆきます。
sIMG_0605

委託先業者の高橋さんとJA共済の方々が、繭かきの作業に立ち会ってくださいました。
sIMG_0631

いよいよ明日には出繭を迎えます。
sIMG_0636

春蚕で700kg弱となりました。現在にて、これだけの量の繭を一つの場所で見れるのは国内にても数が限られているかもしれません。
sIMG_0624
sIMG_0607
sIMG_0622
sIMG_0652

2017年6月10日(春蚕 出繭準備・写真4枚)

13日にいよいよ出繭となり準備をしています。年3回の育蚕の中で、春蚕は一番日数が長く大変です。掃き立て5/7より今日までの35日間、二人の長年の勘と経験と協力でやってこれました。安堵してます。
sIMG_3854

回転まぶしの繭です。
sIMG_3849
sIMG_3850

遅く育ったお蚕の毛羽とり作業をしています。
sIMG_3852

2017年6月3日(春蚕 上族・写真4枚)

回転族を吊り下げる作業を午前0時より開始しました。昨日に引き続き長丁場の作業となります。
sIMG_3787

約10時間をかけ、母屋、離れにある350回転の吊り下げを終わらせました。細かな時間に追われた作業はいったん終了します。目覚まし時計をかける必要はなくなります。
sIMG_3776

お蚕も繭を作る場所を決めて糸を吐き始めます。
sIMG_3779

山地にある桑畑です。5令の初めに刈り取り、清々としてます。
sIMG_3782
sIMG_3784

桑のかぶつからは、新葉が出ています。ひと夏越して晩秋に使用する桑となります。
sIMG_3774

2017年6月2日(春蚕 上族・写真19枚)

5令9日目(熟蚕)。上族作業を午前0時より開始し、連続した長丁場の作業となります。
sIMG_3744
sIMG_3745

自動条払い機にて分離したお蚕にさらに蚕糞、蚕沙、桑葉を取り除くため2枚組の網をかけます。時間が経過するとお蚕は網上に上がります。写真では網が見えないほどすべてのお蚕が上がっています。
sIMG_3747

上族作業を効率よく行うため可能な限りのスペースにお蚕を仮置きします。
sIMG_3748
sIMG_3749
sIMG_3751
sIMG_3752
sIMG_3753

動きは大変ゆっくりですが動かないわけではありません。タイミングが遅くなりすぎると近くの柱などに上り始めてしまいます。
sIMG_3750

てみに計量したお蚕をのせ母屋に移動させるケーブルカー。今回、滑車を新調しさらに効率化しました。
sIMG_3754

母屋2階の回転族。200あります。
sIMG_3758
sIMG_3759

大黒柱に残る毛羽。とても古くからこの状態です。
sIMG_3760

回転族と計量器。午前7時頃よりお蚕を計量しつぎつぎと回転族にいれてゆく作業を始めます。
sIMG_3757

計量器にいったんお蚕を入れ、丁寧にお蚕を回転族に振り分けます。
sIMG_3765

午前11時、約4時間をかけて、母屋での作業が終わりました。
sIMG_3769

午後2時、約2時間をかけて、離れでの作業が終わりました。
sIMG_3770
sIMG_3771
写真には表れていませんが総勢14名にて作業を行いました。長年お世話になっているお手伝いの方々の協力を無くして、これらの作業を効率よく成し得ることはできません。


2017年5月27日(春蚕 5令、その他・写真7枚)
ただいま5令3日目です。あと1週間でようやく上族となります。
sIMG_3570


給桑後に青々と見えていた桑も、しばらくするとお蚕さんの白色に変わります。
sIMG_3564
sIMG_3571


給桑作業をしています。5令のこの時期は給桑、桑切り、給桑、桑切り、給桑という順で最も多忙な時期となります。
sIMG_3549


一時保管している桑です。
sIMG_3572
sIMG_3573


平地の桑畑です。ここは5令の終盤に使用する桑畑となります。広大なため収穫用に2本の道を通しています。
sIMG_3574


2017年5月20日(春蚕 4令、その他・写真8枚)
ただいま4令3日目です。真夏日で気温が高いこともあってお蚕も桑をよく食べます。
sIMG_3501
sIMG_3510


山地の桑畑です。ここからは遠くに赤城山と高崎市内が一望でき、新幹線も高崎駅に入線するまでみえる景色の良い桑畑です。
sIMG_3497


好天に恵まれ、桑の生育もよいです。この桑は4令から5令にかけての給桑に使用します。
sIMG_3495


水稲の苗です。この時期は養蚕だけではなく、苗の水やりも欠かせません。面積:130aのための苗箱が350箱並んでいます。
sIMG_3507


品種:ゆめまつり。群馬県の田植えは日本で最も遅いと言われています。春蚕の出繭が終わってから田植えの準備を始めます。
sIMG_3504


2017年5月14日(春蚕 3令・写真4枚)
春蚕・5/7に15箱(150g)を掃き立てました。ただいま3令1日目です。
sIMG_3480
sIMG_3479


カゴで棚飼いをしています。1カゴあたり1万5千匹相当います。
sIMG_3471


3令まではこちらの蚕室で棚飼いをします。30カゴあた45万匹相当います。
sIMG_3473